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　観光省南部ミンダナオ事務所は、香港と中国南部からの観光客誘致に力を入れている。既にダバオなどでの行事や観光スポットを盛り込んだ中国語の案内パンフを作成、現時点で中国人観光客の多いセブでこれを配布、ダバオ売り込みを図っている。

　ガルシア同事務所長によると、香港と中国南部の観光客の間に高まっていた「タイ観光熱」が最近、冷え込み始め、次の目的地としてフィリピン、中でもダバオに関心が集まっているという。

　航空便数も増え始め、現在、ダバオー香港間の直行便に加え、中国南部の上海にはダバオ発マニラ経由の便も就航している。ガルシア所長は、「この好機を逃さず、週末を海外で楽しむ香港の観光客を誘致したい」と張り切っている。（５日・サンスター）