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7月7日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 331字|2008.7.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

血液の呼び売り

 セブ市では私設血液銀行は無くなったものの、売血行為はいっこうに減らない︱︱。厚生省の中部ビサヤ地域担当者がこのほど、嘆いた。

 同担当者によると、売血者たちは病院の門前などで待ち構え、輸血を必要とする患者や家族に直接、話を持ち掛けているという。もっと深刻なのは、私立病院などが輸血をする場合、患者から特別料金を徴収していること。公営の血液センターや比赤十字では輸血の最高料金を血液で千五百ペソ、血小板の場合が千百ペソ、血漿の場合が七百ペソと設定しているが、私立病院ではその倍額を要求しているという。

 問題は国家供血法(一九九四年成立)が営利目的の血液銀行を禁じたものの、個人の売血を規制していないことだという。(3日・スター)

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