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　ダバオ市を含む南部ミンダナオ地方（第十一地域）六州で、九月半ば以降、生計補助手当（ＣＯＬＡ）が一律十ペソ増額されることになった。

　同地域の賃金・生産性委員会が二十一日、決定したが、リグトム労働雇用省地域支所長によると、労働組合側が要求している最低賃金の七十五ペソ引き上げとは関係ないという。七月から始まったダバオ市などでの公聴会と企業側代表との意見交換の結果、決められたという。

　これにより同地域内のダバオ、タグム、ディゴス、パナボ、サマール各市の非農業部門労働者の最低賃金は二百五十ペソ、農業労働者は二百四十ペソとなる。都市部以外ではそれぞれ二百四十八ペソと二百三十八ペソ。新聞などでの情報公開後に施行される。（23日・スター）