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12月9日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 326字|2002.12.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

中部ビサヤ、エイズ感染57人

 世界エイズデーを記念した会議で二日、中部ビサヤ地方におけるエイズ感染者は現在、五十七人確認されていることが分かった。今年六月以降では一人増えた。同地方では毎年少なくとも二、三人の感染確認が報告されているという。

 厚生省によると、調査を始めた一九八四年から今年六月までにエイズ感染が確認された五十六人のうち、五十人がセブ州出身だった。職業別にみると、海外就労経験者が十一人と最も多く、売春婦九人、飲食店従業員二人、ビジネスマン二人︱︱などだった。

 セブ市ではエイズ感染防止に力を入れており、特に十︱二十四歳の若者を対象に研修会やシンポジウムを開いている。また、エイズ感染者に対する差別問題も積極的に取り上げている。(3日・セブデーリーニュース)

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