「日刊まにら新聞」ウェブ

1992年にマニラで創刊した「日刊まにら新聞」のウェブサイトです。フィリピン発のニュースを毎日配信しています。

マニラ
35度-26度
両替レート
1万円=P3,700
$100=P5720

11月4日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 315字|2002.11.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

国民ID制導入に反対

 複数の労働組合は二十七日、セブ市で先行実施される予定の国民身分証明番号(国民ID制度)に反発した。セブ当局に対し、制度導入の代わりに情報収集ネットワークの強化を求めた。

 労働センテニアル委員会(LCC)のルアサ副委員長は「国民ID制度ではテロは解決できない。イスラム過激派、アブサヤフを捕えるのに必要なのは、優良な情報ネットワークだ」と訴えた。また、セブが試験的に先行実施されることについても、議会に対し、導入前に協議会を開くよう求めた。

 フィリピン人労働者組織(BMP)のスポークスマンは「国会での承認なしの制度導入は違憲」と指摘。当局が強行するならばストライキを起こすと圧力をかけた。(28日・セブデーリーニュース)

社会 (society)