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13日に行われた財務省証券（ＴＢ）の公開入札で、主要銘柄の91日物ＴＢレートが先先週比で0.437ポイント上昇して9.652％になるなど、３銘柄すべてが大幅に上昇した。財務省は入札レートが高すぎるとして先週の３銘柄取引を中止していた。中央銀行が今月９日、市中銀行に預金の一定割合を流動資産で保有させる「流動性準備比率」を11％に再引き上げしたことから、市中銀行のＴＢ入札レートが再び上昇、財務省側は先週に続いて取引を中止することを避けた。同省では「このレートが金融市場の現状を反映している。しかし、これ以上の上昇材料はない」として来週にはレートが安定すると見ている。182日物と364日物レートはそれぞれ、前回のレートに比べ0.664ポイント、0.569ポイント上昇、11.525％と12.557％で取り引きされた。