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ペレス・エネルギー長官は４日、ネグロス島のカンラオン山国立公園内に予定されている国家石油公社・エネルギー開発会社（ＰＮＯＣ−ＥＤＣ）の地熱発電施設の建設について、環境保護グループに理解を求める声明を出した。政府は、ネグロス島北部に電力を供給するため、西ネグロス州バゴ市周辺に地熱発電所（発電量40メガワット）を建設する計画で、その蒸気熱供給施設をカンラオン山国立公園内に建設する予定。これに対し環境団体は、同公園が国内の最優先保護地域10カ所の一つに指定されているのに加え、公園内の森林開発が進むなど環境破壊が予想されるとして反対を訴えている。