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国内通信業界の最大手、フィリピン長距離電話（ＰＬＤＴ）は現在、同社の債務解消や、最近買収したテレビ放送局、ＧＭＡネットワーク（チャンネル７）の放送メディアに加えインターネットやケーブル通信などマルチメディア分野への進出に向け、総額９億ドルの投資契約について外国企業数社と協議に入った。ＰＬＤＴのマルチメディア戦略の中核となるのは同社の子会社ｅＰＬＤＴ社で、インターネットや電子商取引、ケーブルネットワーク構築のため積極的に外国企業との提携を進める方針。ＰＬＤＴは有力株主である日本のＮＴＴドコモとすでに携帯市場での足場強化のため協議に入っていることを明らかにしていた。