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6月5日のまにら新聞から

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[ 322字|2001.6.5|社会 (society)|econoTREND ]

□ASEAN、比の石油化学製品の関税率凍結案に消極的

ロハス貿易産業長官によると、「アジア自由貿易地域(AFTA)での輸入品関税を5%以下に引き下げると定めた対象品目から石油化学製品を除外する」というフィリピンの提案に、他の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国は消極的な姿勢をみせているいう。プラスチック製品の原料となるポリメールなどの輸入品関税が2年後に5%に引き下げられるのに対し、同長官は製品の関税率凍結案を提示したが、他国の閣僚は興味を示さなかった。フィリピン側は石油精製に必要なナフサ分解施設もまだ所有しておらず、石油化学産業分野は発展途上にある。このため、フィリピンは、輸入石油製品に対する現行の関税率を今後5─10年間は15%に据え置き、その間に石油化学産業の基盤を整備したい考え。

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