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　日本で活動する女性３人組のボーカルユニット「Ｆｅａｍ」のリーダーで、フィリピン人の母親と日本人の父親を持つ穂坂ゆきさん(25)が20日、台風ヨランダ(30号)の犠牲者への義援金４万７千円を在日フィリピン大使館に送った。同ユニットの所属事務所（東京都杉並区）が同日、公式ホームページで発表した。

　ゆきさんは、11月下旬から12月半ばにかけて行われた４回のライブで観客から募金を集め、東京都港区にある在日フィリピン大使館の担当公使に手渡した。

　ゆきさんは、被災地の子供が「こんなに悲惨なら台風で生き残らず、死んだ方がましだった」と語ったインタビューをテレビで見て、募金活動を決めたという。