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3月19日のまにら新聞から

新マニラ空港ビル建設は25年着工

[ 451字|2024.3.19|経済 (economy)|econoTREND ]

 複合企業大手サンミゲルは、ブラカン州ブラカン町で進めている新マニラ国際空港(ブラカン国際空港)建設事業(事業総額7400億ペソ)の空港ビル建設工事が2025年から開始できるとの見通しを示した。同事業は現在、土地整備を進めており、整備進捗率は77%に達している。新マニラ国際空港事業は2500ヘクタールの用地に平行する最低4本の滑走路を建設する。一方、サンミゲルの同空港事業子会社であるサンミゲル・エアロシティはこのほど、ブラカン州マロロス市バランガイ(最小行政区)パマラワンにおける生物多様性オフセットプログラムの開始式典を行った。同プログラムは空港開発事業により生態系や生物多様性に与える負の影響を、別の場所での生態系や生物多様性の再生・創出などによってオフセットする仕組みで、フィリピンでは初めての試み。同バランガイの最低40ヘクタールから最大800ヘクタールまでの土地で生物多様性の創出事業に取り組む。サンミゲルを含む企業連合体は、マニラ国際空港再整備運営事業も受注している。(16日・スター)

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