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　エルメスやグッチなどの海外の高級ブランド専門店をフィリピンで運営するルスタン・コマーシャル・コーポレーション＆ストアーズ・スペシャリスツ（ＳＳＩ）のゼナイダ・タントコ会長兼最高経営責任者が９日夜、死去した。77歳だった。数日前に心臓手術を受けていたが、病状が急変したという。同氏は高級百貨店ルスタンスの創業者であるグリセリア・タントコとビエンベニード・タントコの長女として生まれ、2008年から同社の経営を引き継いでいた。ＳＳＩはエルメスやグッチの他に、サルバトーレ・フェラガモやZARA、ラコステやサムソナイトなど80を超える高級ブランドの総販売代理店となり、全国に520店舗以上を展開している。葬儀ミサはマカティ市のサントゥアリオ・デ・サンアントニオ教区教会で２月15日に行われる予定。（10日・マニラタイムズ）