被災地は今1
[ 1670字|気象 災害 (nature) ] 有料台風被災地のラグナ湖周辺。洪水は引いたが、被災者の生活復旧状況は明暗分かれる
浸水で水位が首の高さまで達したルソン地方ラグナ湖周辺。ラグナ州サンタロサ市の公立アプラヤ小学校付近は台風オンドイ(16号)の襲来から約2カ月半でほぼ完全に水が引いた。被災者たちは平常通りの生活を取り戻しつつあるが、新年を避難所で迎えざるを得ない被災者もまだいる。その中、木造の民家は長期間、水に浸かって木が腐り、住めるような状態ではなく、昨年の年の瀬が迫ったころも、被災地の一部からは自宅を修復するトンカチの音が鳴り響いていた。