貿易産業省はこのほど、生活必需品の小売価格を今年末まで現行のまま維持することを求める通達を出した。この通達について同省は28日、製造業者たちが製品の価格引き上げを凍結することを支持すると表明したと発表。同省は現行の推奨小売価格(SRP)を維持するようメーカーや小売業者らと調整を続けている。小売価格凍結の対象となるのは、輸入米や缶詰製品、乳製品やインスタントコーヒー、飲料水やパン、塩やしょうゆ、酢やロウソク、その他の生活必需品。同省は今年2月、SRP価格表を発表したが、生活必需品191品目のうち、77品目で価格引き上げが反映されていた。政府はクリスマス期を控えさらなる価格引き上げを抑制するために価格統制に踏み切った。(29日・インクワイアラー)
生活必需品価格DTIが統制
2025/10/30
経済
缶詰売り場に置かれていたクリスマスギフト用の食品詰合せセット(資料写真)




