アボイティス財閥傘下の拡大商銀中堅のユニオンバンク・オブ・ザ・フィリピンは1~9月期決算報告を行い、純益が65億ペソと前年同期比24.4%縮小したと明らかにした。しかし、7~9月期に限ると純益が32億ペソで前期(4~6月期)比77%増と大幅に拡大している。消費者向け貸付は好調で、純収入が605億ペソと同7.2%増加した。同行は消費者ローンが貸付総額の60%までを占めており、業界平均より3倍ほど多いという特徴を持っている。ちなみに1~9月期の消費者ローン貸付額は1385億ペソで前年同期比16%拡大した。純金利収入も475億ペソに増加し、業界で最も高い水準の一つである6.4%にまで純金利マージンが改善されたことが後押しとなった。(28日・スター)
ユニオンバンク純益が24%減
2025/10/30
ユニオンバンクのロゴマーク




