「フィリピンIT&ビジネス・プロセス協会」(IBPAP)のジャック・マドリッド会頭によると、国内のIT・BPO業界の売上が2026年には420億ドルと25年の売上予測400億ドルから5%拡大する見通し。金融サービスや医療ケア、銀行業などのデジタル・カスタムケア・サービスの拠点として依然需要が高いため。また、業界による雇用者総数も26年末に197万人まで拡大すると予想されている。さらに、多国籍企業の特定の業務や工程、機能を担うグローバル・ケイパビリティー・センター(GCC)と呼ばれる専門業務事業所が米国や豪州、欧州などの企業からの需要増で業界収入の引き上げに貢献しているという。比にはGCCが現在170社あるが、2千社近くあるインドに比べるとまだまだ少ない。(24日・インクワイアラー)
IT・BPO業界 収入5%拡大
2025/9/26
経済
