国内モール運営・不動産開発大手のSMプライムは今年1~6月期の決算報告を行い、連結純益が245億ペソと前年同期比11%増加したことを明らかにした。モール店舗や事務所ビルの賃貸収入が順調に拡大したため。連結総収入も680億ペソと同5%増加した。同期の純益の69%は客足が順調なモール運営事業が稼ぎ出したという。ジェフリー・リム社長は「弊社の旗艦店であるSMモールオブアジアの再開発で客足が増え、テナントの売上も伸びている」と主要SMモールの再開発にも自信を示している。また、純益の21%はコンドミニアムなど住宅開発事業からの貢献分で51億ペソと前年同期比2%増加している。一方、事務所や倉庫事業の純益は17億ペソと同9%増加したほか、ホテル・会議場事業も6億3500万ペソと同20%拡大している。(4日・インクワイアラー)
SMプライム 上半期純益11%増
2025/8/6
経済