電力問題に特化した消費者団体パワー・フォー・ピープル・コアリション(P4P)は9日、事前に規定された発電量に満たない全国22カ所の発電所の事業者に対して罰則を科すようエネルギー規制委員会(ERC)に改めて求めた。P4Pは、「これら違反業者のせいで電力が不安定化し、消費者は高い料金を支払わされている」と訴えている。これら22カ所の発電業者に対しては、ERCはこれまでにも規定発電量を満たしていないとして釈明書を提出するよう要求していた。P4Pは、ERCが「我慢強くて寛容的すぎる」として、「消費者の利益を最大限守ることが任務だ」と国民の側に立って規制当局としての任務を果たすよう求めている。(10日・インクワイアラー)
規定供給量未満の 発電業者に罰則を
2025/6/12
経済