関税庁(BOC)は26日、マニラ市知財権事務所やグローバルファッションブランドのGuessの代理人らと合同でディビソリア市場にある倉庫の立ち入り捜査を行い、著名ブランドのバッグや衣料品、アクセサリーなどの海賊版を大量に押収した。捜査は23日に行われ、全部で170万点以上を押収し、被害額は158億ペソに達するという。Guessフィリピンの法律顧問クリスチャン・アコスタ氏によると、ディビソリアにある倉庫群は同社の内部調査で監視対象リストに長期にわたり記載されている。海賊版商品は実店舗だけでなく電子商取引プラットフォームなどオンラインを通じても販売されており、被害を受けている各社はさらなる取り締まりの強化を求めている。(26日・インクワイアラ―)
マニラ市で海賊版 158億ペソ相当押収
2025/5/28
経済