アボイティス財閥の電力部門アボイティスパワーはこのほど、第3の国内携帯通信企業ディト・テレコミュニティーとの間で、電力小売子会社アドベントエナジーを通じて、通信塔1642基に対して計13.8メガワットの電力を一括供給する契約を結んだ。「電力小売り集中プログラム」の対象となるのは首都圏および南部ルソン、北部ルソン地域に立つ通信施設。ディトのエリック・アルバート社長兼CEOはアボイティスとの電力供給契約は1500万人近いディトの通信サービス利用者に対する常時接続を確実にするものだとして自信を示している。アドベントエナジーは現在、比国内の500を超える事業所に電力を供給している。同社は最近、運営する太陽光発電やハイブリッド太陽光・バッテリー貯蔵事業の拡張に18億ペソを支出すると発表したばかり。(17日・インクワイアラ―)
ディト通信塔に電力供給契約
2025/10/20
経済
