貿易産業省のロケ大臣はこのほど、電子商取引業者に対する「トラストマーク(信頼マーク)」取得義務付けを当面延期すると明らかにした。同マークは法令や消費者保護規定を遵守する業者を登録することで、消費者を保護することを目的としているが、業者側から登録費用1130ペソの支払いが強制されるとして苦情が相次いでいた。ロケ大臣は、年内は自主的な登録だけを受け付けるとしているが、義務化については来年以降に改めて決めるとしている。同プログラムに登録したデジタルサービス業者へは1年間有効のデジタルバッジが付与され、ウェブサイトなどへ記載できる。(17日・インクワイアラー)
電子商取引業者への信頼マーク義務化延期
2025/10/20
経済
