高速道運営大手メトロパシフィック・トールウエーズ(MPTC)のベトナム子会社、CIIブリッジ&ローズ・インベストメントJSC(CII・B&R)がベトナム南部のホーチミン市とその周辺における高速道延伸事業(事業費15億ドル)の受注が確実とみられている。一般競争入札が今後実施される見込みだが、ベトナム政府は今年9月までの着工を目指しており、必要投資額を自前で準備できる高速道建設請負会社への発注を期待しているとされており、資金調達力のあるCII・B&Rの受注が有力視されている。同高速延伸事業では2025年に1億ドルの初期投資が必要という。また、同社はドンナイ省における高架高速道延伸事業(6.2キロ、事業費6.35億ドル)への応札も検討しているほか、26年~28年に建設予定のナショナルハイウエー22延伸事業(事業費4億100万ドル)への応札も検討中。(16日・スター)
ベトナム高速道事業 MPTCが参入へ
2025/7/18
経済