電力部門資産負債運営会社(PSALM)のデニス・デラセルナ社長兼最高経営責任者によると、ラグナ州にあるカリラヤ・ボトカン・カラヤアン水力発電所(最大発電量797メガワット)民営化入札で、アボイティス・リニューワブルと住友商事、エレクトリックパワー・ディベロップメントからなる企業連合体サンダー・コンソーシアムが362億7000万ペソで応札した。ロペス財閥と韓国企業が率いるFGKWコンソーシアムの提示額196億2000万ペソを2倍近く上回り、受注が確実とみられている。同発電所はルソン地方全体の電力供給能力の4%以上を提供する有力水力発電。同発電所は現在、韓国のCBKパワーと国家電力公社の間で結ばれた25年間におよぶ建設・整備・運営・移譲契約によりCBKパワーが運営しているが、2026年2月に契約期限を迎える。(5日・スター)
アボイティスが連合最高額提示
2025/7/7
経済