ゴコンウェイ財閥の小売部門持株会社ロビンソンズ・リテール・ホールディングス(RRHI)は29日、比証券取引所に対し、今年上半期の決算報告を行い、連結純益が22億5000万ペソと前年同期比67%減と大幅に縮小したと明らかにした。昨年同期にはロビンソンズバンクをアヤラ財閥の拡大商銀大手BPIに吸収合併させたことに伴う非中核収益が計上されていたことが要因。今期の中核純利益は27億6000万ペソとなり、前年同期比5.3%増とプラス成長を維持している。総収入は984億5000万ペソで同5.1%増と拡大した。インフレ率が低水準を維持し消費者の出費意欲が高まったほか、中間選挙の実施による需要拡大にも恵まれた。同社のスタンレー・コー社長兼CEOは「今後数カ月のうちに店舗網をさらに拡大し、経営効率を高めることでこの成長の勢いに乗っていきたい」と意欲を示した。(29日・インクワイアラー)
ロビンソンズH 純益が67%減
2025/7/31
経済