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香港着の比人から変異種 比への入国禁止 6カ国追加

2021/1/8 社会

PAL便で香港に到着した家事労働者の比人女性から新型コロナ変異種検出

 先月22日のマニラ発フィリピン航空(PAL)PR300便で香港に到着し、ホテルで隔離措置に置かれていた家事労働者の比人女性(30)が、新型コロナウイルスの変異種に感染していたことが分かった。7日付英字紙スターが香港メディアの情報をもとに報じた。

 比検疫局はPALから、同便の乗客者リストの提供を受け、濃厚接触者の追跡を行うとしている。

 PALによると、女性は、搭乗前に陰性の検査結果を提出していた。ベルヘイレ保健次官は「旅行者がいつ、どうして変異種に感染したのか確認はできていない」として、香港当局に情報提供を要請している。

 また、大統領府は6日、インド、ポルトガル、ブラジル、ノルウェー、フィンランド、ヨルダンの6カ国について、新型コロナウィルスの変異種が確認されたとして、比への入国を禁止した。入国禁止は、先に指定された英国や米国、日本、韓国などを含め、計27カ国になった。

 27カ国からの入国だけでなく、このうちのいずれかの国を過去2週間以内に旅行した人を含め、外国人の入国を禁じるとしている。PALによると、比人とその配偶者を含む家族の渡比は可能という。入国禁止は暫定的に15日までとされている。

 新型感染症省庁間タスクフォース(IATF)は6日、ドゥテルテ大統領の指示を受けて、英国発の変異種に特化した対策本部を設置した。「懸念されている亜種への対応に関して、IATFに政策提言を行う」ことを目的に、ベルヘイレ保健次官と比保健研究開発評議会のモントヤ常任理事が共同座長を務める。(岡田薫)

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