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インドネシアからの報道によると、ルフット調整相（海事担当）はこのほど、領有権問題で中国と各国が争っている南シナ海の一部の呼称をナトゥナ海に変更する意向を表明した。中国が領海と主張する南シナ海の一部はインドネシアの排他的経済水域（ＥＥＺ）内にあるナトゥナ諸島の海域と重なっている。
同調整相は、改名に当たっては、国連海洋法に基づき国連決議によって行われることが望ましいと述べた。ナトゥナ諸島海域ではしばしば外国船舶が領海侵犯をしており、独立記念日の17日には違法操業で拿捕した外国漁船63隻を海に沈めている。
南シナ海の呼称を巡っては、フィリピンもアキノ前政権時代に大統領令で一部を「西フィリピン海」と表現。（ＤＭＳ）
