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西部ビサヤ地域アクラン州カリボの刑務所でこのほど、服役中の共産党系のゲリラ幹部女性との面会に訪れた夫妻が、人権上とうてい許されない身体検査を警備員に強要された。
夫妻は携帯電話など所持品を預けた後、女性警備員が妻を小部屋に導いた上、ブラウスを脱ぐよう命じ、妻は指示通り脱いだ。さらにジーンズも脱ぐよう指示。加えて下着も全部とるよう命じられ、全裸にさせられ検査を受けたという。妻は「ショックで体が固まりました。人生こんな屈辱を受けたことはない」と面会後に強く抗議した。
新聞社の問い合わせに、同刑務所は、全裸検査は違法ではなく、運用は現場の判断にまかせていると答えた。（28日・インクワイアラー）
