農業省によると、これまでフィリピンからのマンゴー輸入を実質禁止してきたオーストラリアに向け、今月5日、マンゴー125キロ分が初出荷された。今回出荷されたのは、パナイ島南部に隣接するギマラス島で生産されたマンゴーで、オーストラリア政府の厳しい病害虫に対する検疫分析に合格し、フィリピン産マンゴーとして初めて輸出された。オーストラリアには地元産のマンゴー種があるが、端境期には外国産の輸出も可能と市場関係者はみている。同省では、今後、オーストラリアにバナナやパイナップルなどの輸出も可能と予測している。
econoTREND
2001/6/8
社会