エネルギー省によると、電力公社の民営化など電力事業の自由化が進めば事業所用電気料金は現行のキロワット時当たり4.94ペソから同3.61ペソへと1.33ペソ(27%)引き下げられる見通し。民間の発電業者間の価格競争に加え、特定の発電業者と卸売業者などの固定した従来の系列が廃止され、さらに消費者が販売会社を選択できるため、電気料金は必然的に下がるという。ちなみに、一般家庭の電気料金もキロワット当たり最低で0.30ペソ引き下げられるとみられる。
econoTREND
2001/5/29
社会