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マルコス氏当選を正式宣言 大統領選公式集計2日で終了

2022/5/26 政治
大統領選で当選したマルコス氏(写真中央)と、ピンク色の民族衣装を着た母親のイメルダ夫人(後列左から2人目)、姉のアイミー上院議員(左端)=ラジオ局DZMMテレラジオのフェイスブックライブストリーミング画像

正副大統領選の公式集計を進めていた上下両院は、マルコス氏とサラ氏の当選を宣言

 フィリピン議会は25日、9日の正副大統領選に関する公式集計の2日目を行い、大統領選でボンボン・マルコス元上院議員、副大統領選でサラ・ドゥテルテ・ダバオ市長の当選を正式に宣言した。マルコス氏が上下両院議長から当選宣言書を受け取る際には、母親のイメルダ・元マルコス大統領夫人(93)や姉のアイミー・マルコス上院議員らも登壇し、36年ぶりにマルコス家の一員が国のトップに返り咲くことを象徴するシーンも見られた。

 サラ氏は当選宣言書を受け取る際には家族を伴わず、一人で壇上に上がり、上下両院議長から同書を受け取っている。

 下院議会場で両院公式集計委員会によって25日に行われた公式集計では、国内外の集計センターから回収した171の中間集計証明書などの確認が継続して行われ、同日午後3時すぎ、マルコス氏の得票数が3162万9783票となり、次点のレニー・ロブレド副大統領の得票数を1659万4010票上回ったことから当選が確認された。

 また、副大統領選の公式集計でもサラ氏が3220万8417票と時点のパギリナン上院議員の得票より2287万9210票も上回り、圧倒的な票差でリードを保ち、当選が確認された。

 公式集計委員会の共同委員長を務めたズビリ上院議員は「今回の選挙結果はフィリピンの歴史で記念碑となるものだ。選挙史上で最高となる有権者投票率82%を記録し、1987年憲法制定以降で初めてとなる圧倒的な得票数を得た正副大統領の選出となった。さらにわずか2日間の公式集計作業で当選者を認定できたのも史上最速だ」と記録ずくめの選挙結果だったことを強調した。公式集計ではマルコス氏の得票率は58・77%で、サラ氏の得票率は61・53%だった。

 ミンダナオの一部投票所で選挙当日に暴徒による乱入事件などが起き再投票が実施されるなど、未開票の中間集計証明書も複数残されていたが、ズビリ議員らは25日、結果には影響しないとして当選者宣言を行った。

 

 ▽デモ隊が抗議行動 

 一方、公式集計が行われた下院議会場に近いケソン市のフィリピン大ディリマン校近くのコモンウェルス通りの路上で同日午前10時すぎ、正副大統領選の当選者宣言に向けた公式集計作業に抗議する左派系労働組合や市民団体のメンバーら約200人がデモ行進を行った。しかし、首都圏警察ケソン市本部から派遣された警官らはデモ行進の許可を取得していないとして行進を阻止したため、デモ隊と一時小競り合いになった。警官隊は放水も行いデモ隊を取り締まったため、デモ隊の14人が負傷したという。正午すぎにはデモ隊は解散している。(澤田公伸)

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