貿易産業省はこのほど、インターネットを利用した消費者向けの電子商取引について適切な取引を行なう事業者を認定して、その旨を示すオンラインマークを付与する制度を立ち上げた。消費者が安心してネットショッピングができる環境を整備するためで、同省の電子商取引局が公正な取引を行なう事業者に対し、デジタル認証バッジに相当する「ｅコマース・フィリピン・トラストマーク」を発行する。このトラストマークはオンライン販売事業者のホームページや製品ページに表示することが義務付けられるほか、実店舗でも表示することが可能となっている。トラストマークの取得申請手続きはTrustmark.dti.phのポータルからオンライン申請フォームを取得して記入し、必要書類と一緒に提出する。この同じポータルでトラストマークの真正性がＱＲコードをスキャンすることで確認できるという。（13日・スター）