タウィタウィ州で誘拐された台湾人女性(80)とメードの救出のため、犯人側との交渉役を務めていたフィリピン人男性、ウスマン・バハレイン氏が15日、ミンダナオ島西部サンボアンガ市のデパートで射殺された。同氏はバシラン州知事から人質救出のための交渉役に任命されていた。警察などでは、殺害は犯人側が交渉決裂を暗示するためのものではないかとみている。リゾート経営者の台湾人女性とメードは昨年9月上旬、武装団に誘拐され、犯人側から百五十万台湾ドルを要求されている。(16日・テンポ)
ネゴシエター殺される
1999/01/17



