「ミネラルウォーターに救われた」。18日夜に起きた大型客船沈没事故で、大しけの海上を14時間さまよい続けた乗客のホセ・ジョーさん(37)はこう語った。船体が沈み始めるとジョーさんは海に投げ出された。流出した油に包まれた海上に一本のミネラルウォーターのボトルを見つけたのはその時だった。「神様の贈り物だ」と直感したジョーさんは、この水を飲みながら泳ぎ続け、救助隊に無事発見された。(25日・Pトゥナイト)
ウォーターボトル手に海上に14時間
1998/10/25



