フィリピン国家警察高速道路巡視隊(PNPーHPG)は9日、違法な銃密輸に関与した疑いで男2人をビコール地方南カマリネス州で逮捕した。車両検問中に登録証の期限切れや運転免許の不備が判明。車内を調べたところ、隠し区画から複数の銃器と部品が発見された。容疑者は、マニラからミンダナオ島への銃器輸送途中だったとみられる。PNPによると、今回押収されたのは9ミリ口径拳銃、M16ライフル部品、弾薬、マガジンなどで、いずれもシリアルナンバーが削られた違法銃だったという。警察は、押収された武器が犯罪組織や反政府勢力に渡る計画だったとみて、供給ルートや背後関係の解明を進めている。(13日・ピープルジャーナル)
銃密輸容疑で男2人逮捕 ビコール地方
2025/10/14
