国家警察は28日、10月29日から11月3日までの墓参り(フィリピン語でウンダス)期間中に「最警戒態勢」に入り、全国の墓地や主要ターミナル、交通の要所などに5万253人の警官を配置すると発表した。当初発表の配置数3万1298人から60%増強する。28日付英字紙インクワイアラーが報じた。
国家警察によると、警官5万人以上に加えて、国軍兵士や消防庁、比沿岸警備隊から合わせて1万6592人が増派されるほか、全国のバランガイ(最小行政区)の警備員やボランティアら4万5712人も支援要員として配置されるという。
また、全国に警官詰め所が5015カ所設置される。
一方、首都圏警察によると、首都圏では8575人の警官が各墓地やバスターミナルなどに配置される予定。
国家警察は、墓参者らに対し、銃器類や爆竹、アルコールや薬物、ギャンブルの道具やカラオケセットなどを墓地に持ち込まないよう改めて警告した。




