Logo

16 日 マニラ

本日休刊日

両替レート
¥10,000=P5,875
$100=P3,790

16 日 マニラ

本日休刊日

両替レート
¥10,000=P5,875
$100=P3,790

五輪で他国圧倒

2012/7/2 社会

躍進続く中国

 過去の記録、勝利へのこだわり、大規模な国民の応援、個々の選手の練習ぶりを見ると、ロンドン五輪でもメダル獲得争いで中国がトップになるだろう。4年前の北京五輪で中国は米国を抜き、初めて一位になった。

 フィリピンは1914年のパリ大会に初出場以来、金メダルを獲得していない。最後のメダルは、1996年アトランタ五輪でボクシングのマンスエト・ベラスコが持ち帰った銀だ。 

 今回のロンドン五輪にフィリピンは9人の小規模な選手団を送り出す。代表入りを決めたのは、ボクシングのマーク・バリガ、自転車(BMX)のダニエル・カルアグ、陸上のマレステラ・トレスとレネ・ヘレラ、競泳のジャスミン・アルカディ、ジェシー・ラクナ、射撃のブライアン・ロサリオ。柔道の保科知彦は父親が日本人の新日系2世だ。最後に滑り込んだのは、重量挙げのヒディリン・ディアス。フィリピン重量挙げ協会の会長は「パギリナン上院議員のMVPスポーツ基金の支援に感謝する」と語った。

 バスケットボール界の伝説的選手、ロバート・ジャウォースキーはかつてこう言った。「中国政府は有能な人材を探し、世界水準の選手に育て上げた。今や、スポーツ界だけでなく他分野でも世界のスーパーパワーと認知されている」

 私はピンポン外交の1972年とその翌年、「アジア・アフリカ卓球選手権」開催を機会に中国を訪れた。当時、中国選手は国際的にほぼ無名だった。しかし政府がとことん選手を支援した結果、その能力の高さが広く知られるようになった。過去の五輪において中国は確実にうねりをつくってきた。ロンドン大会でも、卓球、重量挙げ、陸上などで中国は圧倒的な強さを見せるだろう。(28日・インクワイアラー、マノロ・イニェゴ氏)

おすすめ記事

遠藤大使夫妻、佐賀牛をPR ホテルオークラマニラで試食会開催

2025/11/15 社会 無料
無料

PNP、迅速対応を強化 統一911で安全確保を推進

2025/11/15 社会 有料
有料

PNPとDILGが高校生を救出 山中で行方不明の日本人と韓国人

2025/11/15 社会 有料
有料

ザンボアンガ沖でたばこ密輸を摘発 約2100万ペソ相当を押収、PNP

2025/11/15 社会 有料
有料

シンガポールとフィリピン 移行クレジット開発を支持

2025/11/15 社会 有料
有料

ヤマト運輸、FPTジャパンと協業 越人トラックドライバー採用と育成で

2025/11/15 社会 有料
有料