中央銀行の発表によると、1999年11月末現在の国内商業銀行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は14.61%だった。10月レベルに比べ0.11ポイント上昇し、97年7月の通貨危機発生以来、最悪の数字となった。不良債権が対前月比4.2%増の2,267億ペソと増加したのに対し、貸出金融資産は同3.4%増の1兆5,500億ペソと伸び悩んだことが要因。各行が不良債権に対する備えとして保有する予想貸出損失準備金が不良債権をカバーする率は35.9%で、前月と変わらなかった。
econoTREND
                                    2000/1/25
                                    社会
                                
                            
 
         
                                 
                                     
                                     
                                     
                                     
                                    



 
         
         
         
         
         
     
            