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3月21日のまにら新聞から

比人学生提案の実験を実施 ISSで古川宇宙飛行士

[ 542字|2024.3.21|社会 (society) ]

JAXAの国際宇宙ステーション実験棟「きぼう」で比人大学生と高校生チームが提案した2件の実験を古川聡宇宙飛行士が実施

比人学生による実験を行う古川宇宙飛行士=比宇宙庁フェイスブックページより

 フィリピン宇宙庁は19日、国際宇宙ステーション(ISS)に設けられた日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の実験棟「きぼう」で先月、フィリピンの学生が提案した二つの宇宙実験が日本人宇宙飛行士により実施されたと発表した。英字紙インクワイアラー電子版が報じた。

 プログラム「アジアン・トライ・ゼロG(ATZG)2023」の一環で、アジア太平洋地域の個人やチームから提出された宇宙実験テーマのうち、最終選考に残った16実験を古川聡宇宙飛行士が「きぼう」で実施する。

 今回比から最終選考に残ったのは、リサール工科大の学生ポール・マヒナイさんの「微小重力下におけるオロイドの運動」と、バタアン国立高校の9人グループによる「無重力で行う弾性抵抗バンド運動の効果」の2件。いずれも古川宇宙飛行士が実験を行い、マヒナイさんとバタアン国立高校のグループは、今年末に予定されているATZG統括セッションで結果を発表する。

 アジア太平洋地域宇宙機関フォーラムのスペース・フロンティア・ワーキンググループにより設立されたATZGは、多国参加型の「きぼう」利用プロジェクトの実施を通し、参加宇宙機関の経験蓄積と能力向上、アジア太平洋地域の研究者・技術者による「きぼう」利用を促進する。(深田莉映)

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