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解除は世界の動向次第 旅行者入国制限の継続で

2021/11/30 社会
保護者に付き添われて、ワクチン接種会場で接種を待つ未成年者ら=首都圏マニラ市で29日(AFP=時事)

低リスク国・地域からのワクチン接種済み観光客受け入れは、世界の動向次第

 ノグラレス大統領報道官代行は定例記者会見で29日、低リスクである「グリーンリスト」に属する国・地域からのコロナワクチン接種済み観光客の受け入れ延期解除については、世界の動向次第だとの認識を示した。26日には低リスクに指定している国・地域からの外国人観光客を12月1〜15日まで受け入れることを発表していたが、新たなオミクロン変異株の感染広がりで延期された。

 報道官代行は「ビザ免除対象国からの観光客受け入れは、日々変わる状況を把握し、世界中の動きを注意深く監視しながら決めていく」と述べた。

 旅行代理店「アティックツアーズ」は動画共有サイトで27日に「フィリピンの観光客受け入れ再開について」と題した解説動画を投稿。日本人旅行者の比への入国条件などの詳細を伝えていた。

 同代理店マニラ本社の川上浩一さん(43)は、まにら新聞に「マニラ本社でも観光でのフィリピン入国につい て、数件の問い合わせを受けていた。政府間ルールに従うしかないが、事態が早く収束することを願っている」との思いを語った。

 また、新型コロナ全国タスクフォース(NTF)ワクチン担当のガルベス大統領補佐官は29日、「新たな変異株の脅威から、グリーンリスト国・地域からの入国者に対する防疫規則を中リスクのイエローリストのそれと同じに引き上げる」と宣言。先に発表された防疫規則では、グリーンリスト国・地域から入国した接種完了の外国人は、出発前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明を提示すれば、施設隔離なく、14日間の自己経過観察をすればいいことになっていた。

 今回の厳格化によって、グリーンリスト国・地域からの外国人にも施設隔離と3日目のPCR検査が課される。陰性結果が出れば、施設隔離を解かれ、到着日から14日目までの自己経過観察が課される。(岡本浩志)

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