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地方都市の感染拡大続く ダバオは前週より42%増 人口比ではドゥマゲテがワースト

[ 674字|2021.6.21|社会 (society) ]

地方都市の新型コロナ感染拡大続き、ダバオは前週より42%増。人口比ではドゥマゲテがワーストに

 首都圏の新型コロナの感染者数が減少傾向にある一方で、地方での感染拡大がなお続いている。

 フィリピン大などの独立研究者グループ「OCTAリサーチ」によると、地方都市で今月13〜19日の1週間の新規感染者が最も多かったのはダバオ市で1日平均252人だった。前週の同171人と比べ42%増加、OCTAは「なお感染拡大が続く恐れがある」と警告している。

 首都圏は19日に新規感染者847人を記録しているが、首都圏の人口は約1300万人で10万人当たりの1日平均の新規感染者数は6・51人。ダバオ市の人口は167万人で、10万人当たりでは同15・09人と首都圏の3倍近い数字になっている。防疫区分では首都圏の一般防疫地域(GCQ)に対し、ダバオ市は1段階厳しい修正防疫強化地域(MECQ)に置かれている。

 他の主要地方都市における同期間の人口10万人当たりの1日平均の新規感染者数を比較すると、東ネグロス州の州都ドゥマゲテ市の45・80人が最も多かった。20日英字紙マニラブレティンによると、ドゥマゲテ市では6歳女児の重症患者も出ているという。

 以下、人口10万人当たりの新規感染者が多かったのはパナイ島イロイロ市27・29人、ネグロス島バコロド市23・35人、ルソン島北部バギオ市17・66人、ミンダナオ島北アグサン州ブトゥアン市17・54人、同島北東部カガヤンデオロ市13・92人、同島南西部のジェネラル サントス市9・15人、サンボアンガ市7・43人、セブ市6・06人。セブ市を除き、いずれも首都圏の数字を上回っている。(石山永一郎)

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