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　ミャンマー政府はこのほど、長年続いた戦闘から逃れ隣国タイの難民キャンプで暮らしていた１家族６人が、両国政府の支援を受け帰還したと明らかにした。両政府の後押しで帰還が実現するのは初めて。

　新政権を率いるアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は６月、タイで暫定政権のプラユット首相と会談し、難民の帰還を進めることで合意していた。

　ミャンマーで1988年に発足した軍事政権は少数民族を弾圧。多くの住民が国境地帯に逃れ、今もタイ側９カ所の難民キャンプに約10万人が住む。（共同）