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9月20日のまにら新聞から

外資登録投資額、現政権で前年実績割れ

[ 442字|2017.9.20|経済 (economy)|econoTREND ]

 フィリピン統計庁によると、2017年4〜6月期に経済区庁(PEZA)や投資委員会(BOI)、クラーク開発公社など進出企業に税優遇措置を付与する国内の投資促進7機関に登録された外国人投資家による投資約束額が182億ペソで前年同期比55%縮小した。

 外資による登録投資額は17年1〜3月期も同12.8%減、16年10〜12月期および7〜9月期も9.3%減および45%減といずれも前年実績割れしており、ドゥテルテ政権になって以降、1年間を通じて減少傾向にあることが分かった。前アキノ政権末期の16年1〜3月期は同19.2%増、4〜6月期は同11.5%増といずれも前年実績を上回っていた。

 今年4〜6月期の外資登録投資の国別の内訳は日本が48億ペソで最大。シンガポール(24億ペソ)と米国(20億ペソ)と続く。一方、国内投資家を含めた登録投資額は4〜6月期は2305億ペソで前年同期比29.7%増伸びている。登録投資に占める国内投資家の割合は92.1%。(18日・インクワイアラー)

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