まにら新聞ウェブ

1992年にマニラで創刊した「日刊まにら新聞」のウェブサイトです。フィリピン発のニュースを毎日配信しています。

本日休刊日

8月1日のまにら新聞から

ペテシオ、銀以上決める ボクシングは8勝1敗 パーラムも準々決勝進出 東京五輪

[ 1326字|2021.8.1|文化・スポーツ ]
ボクシング女子フェザー級準決勝で勝利の判定にガッツポーズをするペテシオ=31日、東京・国技館(AFP=時事)

 東京五輪は7月31日、フィリピン代表選手4人が出場。国技館で行われたボクシングでは女子フェザー級(54〜57キロ)のネスティ・ペテシオ(29)=南ダバオ州出身=が準決勝で欧州王者のイルマ・テスタ(イタリア)を4—1の判定で破り、銀メダル以上を確定させた。

 ペテシオは身長が16センチ上回るテスタの攻勢に第1ラウンドは劣勢だったが、第2・3ラウンドで正確なパンチを決め、逆転勝ちした。審判員5人とも1ポイント差と判定する接戦になったが、テスタ優勢としたのは1人だけだった。

 男子フライ級(48〜52キロ)のカルロ・パーラム(23)=ブキドノン州出身=は2回戦でモハメド・フリシ(アルジェリア)に5—0で判定勝ちした。5人の審判員全員が3ラウンドすべてでパーラム優勢と判定する快勝だった。

 これで今大会のボクシングでは出場した男女4人合わせて通算8勝1敗となった。

 ペテシオは入江聖奈(日本)と8月3日の決勝で対戦。勝てば、今大会の重量挙げ女子55キロ級で優勝したハイディリン・ディアスに続く比の五輪史上2個目の金メダルを獲得。負けても史上4個目の銀メダルとなる。

 パーラムは8月3日の準々決勝でメダル確定を賭けて、シャホビディン・ゾイロフ(ウズベキスタン)と戦う。

 フィリピンは7月末現在で、五輪では金1個、銀3個、銅7個の計11個のメダルを獲得している。このうち銀2個、銅3個の計5個はボクシング男子で、銀は1964年東京五輪のアントニー・ビラヌエバ (フェザー級)と96年アトランタ五輪のマンスエト・ベラスコ(ライトフライ級)が獲得している。

▽オビエナも決勝進出

 陸上男子棒高跳び(オリンピックスタジアム)のエルネスト・オビエナ(25)=マニラ市出身=は予選グループAで5メートル75をクリアし、決勝進出を決めた。5メートル50と5メートル65の跳躍を1回で成功させたあと、5メートル75では2回失敗したが、最後の試技でクリアした。

 日本代表は江島雅紀(富士通)と山本聖途(トヨタ自動車)がともに5メートル30にとどまり、敗退した。

 決勝は8月3日午後6時20分(比時間)。オビエナの自己ベストはフィリピン記録の5メートル87。出場する14人の中には、6メートル18の世界記録保持者、アルマント・デュプランティス(スウェーデン)、地元のリオ五輪で6メートル03の五輪新記録を出したチアゴ・ブラス(ブラジル)ら自己ベスト6メートル以上の選手が5人いる。

 2017年と19年の世界選手権を連覇したサム・ケンドリクス(米国)と、2016年リオデジャネイロ五輪11位のヘルマン・チアラビグリオ(アルゼンチン)は新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たため、男子棒高跳び予選に出場できなかった。

 ゴルフ男子のジュビック・パグンサン(43)=マニラ市生まれ=は、埼玉・霞ケ関CC(7447ヤード=パー71)での第3ラウンドでは、5オーバー76と振るわず、通算2オーバーの215で60人中55位と後退した。通算14アンダーで首位のザンダー・シャウフェレ(米国)とは16打差となった。(谷啓之、6・7面に関連記事)

文化・スポーツ