「デス・スクワッドを捜査」 ドゥテルテ氏証言で国家警察
ドゥテルテ前大統領が上院公聴会で、自身のダバオ市長時代に「処刑団」として麻薬関連容疑者への超法規的殺害を担ったとされる自警団「ダバオ・デス・スクアッド」が存在していたことを公式に認めた。これを受け、国家警察のファハルド報道官は10月30日、マルビル警察長官が「デス・スクアッド」につながりがあるとされる麻薬関連の未解決案件の「抽出」を命じたことを発表した。ファハルド報道官はまた、上下両院で開かれている超法規的殺害に関する公聴会で提示された証言についても「情報として収集しており、捜査に役立てる」とした。