被災地に27キロの防潮堤 「生活の糧奪われる」と漁師反発
[ 995字|社会 (society) ] 有料台風ヨランダ後、日本も関わるレイテの防潮堤事業が地元漁師に影響を及ぼしている
![防潮堤の工事が進められるタクロバン市の海岸=8日午後4時ごろ、伊藤明日香撮影](/image.php?file=241245l.jpg&pass=79d2ab7c6c15efd3a3852a65711e8c1a)
5年前、台風ヨランダによって高潮などの被害を受けたビサヤ地方レイテ州東側の海岸線では、全長27キロに及ぶ防潮堤事業が進められている。しかし、地元の漁師らは、漁船の係留場がなく生活の糧を奪われたなどと反発しており、今後も住民らの同意に基づく復興計画の推進が課題になりそうだ。
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5年前、台風ヨランダによって高潮などの被害を受けたビサヤ地方レイテ州東側の海岸線では、全長27キロに及ぶ防潮堤事業が進められている。しかし、地元の漁師らは、漁船の係留場がなく生活の糧を奪われたなどと反発しており、今後も住民らの同意に基づく復興計画の推進が課題になりそうだ。