農務省は２日、フィリピン産マンゴーを初めてイタリアに商業出荷したと発表した。ルソン地方北部パンガシナン州で収穫されたマンゴーで、500キログラム超がローマのレオナルド・ダビンチ空港に空輸されて到着した。比産マンゴーのイタリアへの初出荷は、ローマにある比人の中小零細経営者たちのネットワークや比のイタリア人商工会議所のメンバーたちによるイニシアティブで実現したという。比政府は比産マンゴーを国連食糧農業機関（ＦＡＯ）のイニシアティブで進めている１国１優先産品プログラムに基づく旗艦商品として世界各地への出荷を強化している。（３日・マニラタイムズ）