実業家ルシオ・タン氏が率いる持株会社、ＬＴグループは今年上半期（１～６月）の連結純益が154億ペソと前年同期の37億ペソから４倍以上に拡大したことを明らかにした。傘下の拡大商銀大手のフィリピン・ナショナル・バンク（ＰＮＢ）の純益が111億ペソに増え、たばこ製造販売部門ＰМＦＴＣやビール・飲料部門アジア・ブリュアリー、また不動産開発部門のイートン・プロパティーズなどの純益縮小を補った。ＰМＦＴＣの純益は前年同期比14％減の78億ペソ、アジア・ブリュアリーは同14％減の２億9400万ペソ、イートンは同10％減の２億5800万ペソだった。（15日・スター）