マニラ空港の混雑緩和を目指してカビテ沖を埋め立てて新空港を建設する民間企業の事業計画について、ペルニア国家経済開発長官がこのほど、ドゥテルテ大統領が埋立て事業自体を望んでいない意向を示していることを明らかにした。同事業はカビテ市の沖合にある1500ヘクタールの海上を埋立て、サンレーポイント国際空港を建設するもの。事業費は93億ドル。マニラ空港の混雑緩和策としては、マニラ空港の整備拡張事業やサンミゲル社が提案しているブラカン新空港建設事業などがある。（14日・インクワイアラー電子版）