フィリピン商工会議所(PCCI)のエヌニナ・マンギオ会頭は20日、治水事業を含む政府の公共インフラ事業を巡る汚職問題について、マルコス政権に「もっと本気度のある行動と決心をみせるように」と毅然とした解決を導くよう求めた。マンギオ会頭は「われわれは隠ぺい工作を望んでいない。横道にそれるのも同様だ。われわれは汚職に関与した者たちに処罰を与え、関与者を特定することだ」と述べて関与者の訴追を強く求めた。PCCIや中国系フィリピン人商工会議所、フィリピン経営者連合やマカティ・ビジネス・クラブ、フィリピン経営者協会など国内有数の財界34団体も最近、「歴史的で大規模な、また前例のない汚職スキャンダルに直ちに対処するようマルコス政権に求める」とした合同決議声明を出している。(21日・インクワイアラー)
本気の汚職解決を 比商工会が求める
2025/10/22
経済
