食品・飲料大手のデルモンテパシフィックは第1四半期(5~7月)決算報告を行い、純益が550万ドルと前年同期の36万8000ドルに比べ14倍と大幅に増加したと明らかにした。比国内や海外市場での堅調な販売により同期の売上も2億370万ドルと前年同期比13%増加した。経営赤字により米破産法を適用した米国子会社が傘下から切り離されたことにより、収益が大幅に改善した。同社によると、国内のパイナップル農園の生産体制が回復したことから生産量拡大と良好な価格設定により粗利益率も27.6%から32.5%に改善した。同社のS&Wデラックス・パイナップルは北米市場では市場占有率50%を占めているほか、日本市場向けの売上も前年比20%増と伸びた。(12日・マニラタイムズ)
デルモンテパシフィック 第1四半期の収益改善
2025/9/15
経済
